モンテカルロ法とは?使い方と相性の良いカジノゲームを解説

モンテカルロ法とは?使い方と相性の良いカジノゲームを解説
この記事でわかること

モンテカルロ法とは数列を使って賭け金を決めるベッティングシステムであり、前回の勝敗をもとに数列を調整して次回の賭け金を決めていきます。

モンテカルロ法は複数回のゲームで使用することで最終的に利益を残す賭け方なので、長期的に利益を伸ばしていきたい方に適した方法です。

また、モンテカルロ法は”最強の攻略法“とも言われており、モンテカルロ法の使用を禁止しているランドカジノも少なくありません。

ルリ

ホントかウソか分かりませんが、カジノ界隈では「モンテカルロ法でカジノが潰れた」という逸話が残っています。

ここではモンテカルロ法の使い方をシミュレーションを使用して解説しているので、モンテカルロ法でカジノを潰したい方は参考にしてください。

目次

【基礎】モンテカルロ法の使い方

モンテカルロ法は数列の両端を足した数字が賭け額となり、スタート時の数列は【1・2・3】から始めるため、最初の賭け金は4ドルとなります。

またモンテカルロ法は配当倍率が2倍または3倍のゲームと相性が良いので、賭けを始める前に払い戻し倍率も確認しておいてください。

※画像は配当が2倍のゲームにおけるフローチャート

初回ベット後は結果によって数列を調整しながら次回の賭け金を決めます。

勝利時:数列の両端の数字を消し、残っている数字の両端を足した数字を次の賭け金とする。なお、2倍配当のゲームでは両端から1つずつ、3倍配当のゲームでは両端から2つずつ、数字を消す。

敗北時:賭けた金額を数列の右端に書き足して、次の賭け金を決める。

以降は数字が1つまたは0になるまで継続していき、1セットが終了となります。

コハク

実際にモンテカルロ法のシミュレーションを見てみましょう!

モンテカルロ法のシミュレーション

まずは配当が2倍となるゲームに賭けた場合のシミュレーションを見ていきましょう。

回数数列賭金結果損益合計次のアクション
11,2,3$4負け$-4数列に4を追加
21,2,3,4$5負け$-9数列に5を追加
31,2,3,4,5$6負け$-15数列に6を追加
41,2,3,4,5,6$7勝ち$-8両端から数字を削除
52,3,4,5$7勝ち$-1両端から数字を削除
63,4$7負け$-8数列に7を追加
73,4,7$10勝ち$+2数列が1つになり終了
※2倍配当のゲームにおけるモンテカルロ法シミュレーション

勝敗では負け越していますが、モンテカルロ法を使った資金管理を行うことで、最終的に2ドルの利益を出すことが出来ています。

続いて配当が3倍となるゲームにおけるシミュレーションを見ていきましょう。

回数数列賭金結果損益合計次のアクション
11,2,3$4負け$-4数列に4を追加
21,2,3,4$5負け$-9数列に5を追加
31,2,3,4,5$6負け$-15数列に6を追加
41,2,3,4,5,6$7勝ち$-1両端の数字を2つ削除
53,4$7負け$-8数列に7を追加
63,4,7$10負け$-18数列に10を追加
73,4,7,10$13勝ち$8数列が0になり終了
※3倍配当のゲームにおけるモンテカルロ法シミュレーション

配当が3倍のゲームは当たりずらい代わりに当たった時の配当が大きいため、勝率が悪くても十分な利益を出すことが出来ています

シミュレーションは以上です。モンテカルロ法の使い方をイマイチ理解できていない方は何度か読み返して、確実に使えるようにしておきましょう。

モンテカルロ法の強み|高い損失回収能力

モンテカルロ法には5つの強みがあり、中でも損失回収能力(1セットの賭けを通して損失を回収し、最終的に利益を残す)に長けています。

モンテカルロ法の強み

過度な連敗をして賭け金が跳ね上がらない限りはセットを完了させることが出来るため、勝率が50%程度で安定していれば勝ち続けることも可能です。

パーレー法のように爆発的に利益を生み出せるベッティングシステムではありませんが、コツコツと確実に利益を残していくには適している方法だと言えます。

ルリ

次にモンテカルロ法の弱点についても見ておきましょう。

モンテカルロ法の弱点|連敗で賭け金が高額に!

モンテカルロ法には4つの弱点がありますが、特に連敗が過度に続くとベット額は高額になるという点は気をつけなければいけません。

モンテカルロ法の弱点

勝率が低くても稼げるモンテカルロ法とは言えども、連敗が続き過ぎると賭け金が高額になっていくため、引き際が重要となります。

2連勝しても負けを回収できないような状態になれば、その時点で今のセットを終えることをオススメします。

モンテカルロ法と相性の良いカジノゲーム3選

モンテカルロ法は配当倍率が2倍または3倍のゲームで使えますが、特に配当倍率が3倍のゲームで実力を発揮します。

モンテカルロ法と相性の良いカジノゲーム

またそれぞれ適した賭け方があるので詳しく解説します。

1.ルーレット

ルーレットの賭け方のうち、配当倍率が2倍となるハイロー・オッドイーブン・カラー、そして配当倍率が3倍となるカラムベット・ダズンベットがモンテカルロ法に適しています。

ハイロー・オッドイーブン・カラーは的中率48.6%、カラムベットとダズンベットは的中率32.4%と、他のカジノゲームよりも的中率が高い点もポイントです。

またルーレットにはアメリカンルーレットとヨーロピアンルーレットがありますが、より的中倍率が高いヨーロピアンルーレットで使用しましょう。

2.バカラのプレイヤーベット

バカラの賭け方は2つありますが、そのうち配当が2倍となるプレイヤーベットがモンテカルロ法に適しています。

またプレイヤーの勝利となる確率は44.62%と50%近くとなっており、モンテカルロ法を実践する上で勝率は十分です。

コハク

勝率が低めでも何とかなるモンテカルロ法と言えども、勝利が高いゲームで使うに越したことはありません!

もう一方のバンカーベットは勝率こそ45.86%と高いですが、配当が1.95倍と2倍に届いていないためモンテカルロ法には向いていません。

3.マネーホイールのスポット「1」

マネーホイールの賭け方のうち、配当が2倍となるスポット「1」へのベットがモンテカルロ法に適しています。

またマネーホイールには配当が3倍となるスポット「2」もあるため、配当3倍のモンテカルロ法をすることも可能です。

ただし、ルーレットが配当3倍の的中率が32.4%なのに対して、マネーホイールは27.8%しか無いため、的中率の面からはオススメできません

まとめ

ここまでベッティングシステムの1つであるモンテカルロ法について解説しました。

重要なポイント

パーレー法のように短期間で爆発的に利益を出せる手法ではありませんが、中長期でコツコツと利益を出していけるため、カジノで長く遊びたい方にはオススメです。

計算が必要となるので気軽に使える手法ではありませんが、最初に挑戦するベッティングシステムとして適しているので、ぜひ使ってみてください。

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この記事を書いた人

元パチンコ店ホール主任!店を辞めてからギャンブルから離れていたものの、リモートワークの普及でオンカジの魅力に目覚め今では記事まで執筆することに(笑)座右の銘は「幸運は大胆に味方する」!勝って飲むビールと唐揚げが最高のご褒美。体重はリンゴ三個分。年間収支は微勝ち…!!お手柔らかにお願いします✨

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