- バカラの賭け方の基本
- バカラのサイドベット
- バカラの払い戻し倍率(配当倍率)
- プレイヤーとバンカーの払戻倍率が違う理由
今回はバカラで使われる賭け方と払い戻し倍率(配当)について解説します。
バカラにはメインとなる3種類の賭け方(バンカー・プレイヤー・タイ)が一般的ですが、中には100倍を超えるような高額配当を狙える賭け方もあるため、一獲千金を狙うことも可能です。
それではバカラの賭け方の基本から解説していきます。
【基本】バカラの賭け方は3種類
バカラにはいくつか賭け方がありますが、初心者が覚えるのはバンカー・プレイヤー・タイの3種類だけで問題ありません。
賭け方 | 払い戻し倍率 | 的中条件 |
---|---|---|
バンカー | 1.95倍 | バンカー勝利 |
プレイヤー | 2倍 | プレイヤー勝利 |
タイ | 9倍 | 引き分け |
引き分けの扱い方はカジノゲームによって異なりますが、バカラではバンカーまたはプレイヤーに賭けて引き分けになった場合はベット額が返却されます。
そのため、引き分けがハズレとなるリスクがなく、純粋な2択を当てるゲームとして遊ぶことが可能です。
バカラのサイドベット一覧
サイドベットとはカードゲームにおいて、配られた手札の数字・絵柄・組み合わせを予想して賭けることです。
バカラにもサイドベットがあり、的中すれば数十倍~数百倍の配当を獲得することができます。
賭け方 | 払い戻し倍率 | 的中条件 |
---|---|---|
ビッグ | 0.54倍 | 配られたカードが両者2枚で終了 |
スモール | 1.54倍 | 配られたカードが両者3枚で終了 |
イーザーペア | 6倍 | どちらかの最初の2枚が同じ数字 |
バンカーペア | 12倍 | バンカーの最初の2枚が同じ数字 |
プレイヤーペア | 12倍 | プレイヤーの最初の2枚が同じ数字 |
パーフェクトペア | 26倍 | どちらも最初の2枚が同じ数字&絵柄 |
パーフェクトツーペア | 201倍 | 両者ともパーフェクトペア |
ちなみにペアベットはトランプ本来の数字が同じである必要があります。例えば10とKはバカラの得点としては同じ「10」ですが、ペアとしては成り立ちません。
また、払い戻し倍率が高いサイドベットは的中する確率が低いため、ハウスエッジ(控除率)が高く設定されています。
そのため、サイドベットの使い方としては普通の賭け方に飽きた時にたまに使うくらいにしておきましょう!
バンカーとプレイヤーの払い戻し倍率が異なる理由!
バンカーとプレイヤーの払い戻し倍率が異なる理由は「勝率」と「ハウスエッジ(手数料)」が関係しています。
まず勝率について。バンカーとプレイヤーの勝率は厳密に言うと50%ではなく、「バンカー:45.86%」「プレイヤー:44.62%」「タイ:9.52%」と少しだけバンカーの方が高くなっています。
後からカードを引くバンカーの方が逆転の可能性があるため、少しだけ有利になります。
もしバンカーもプレイヤーも払い戻し倍率が同じ2倍だとすると、参加者はバンカーに賭け続ければ勝ち続けることができ、カジノは少しずつ損することになります。
カジノは損失を避ける対策として「バンカー側の払い戻し倍率を1.95倍」としており、差額となる0.05倍分のハウスエッジ(手数料)を取ることで、最終的にカジノ側に利益が出るように調整しているのです。
まとめ
ここまでバカラの賭け方と払い戻し倍率について説明しました。
- バカラの基本的な賭け方はバンカー・プレイヤー・タイの3種類。
- ほかにも手札の枚数・絵柄・数字を予想する賭け方がある。
- バンカーやプレイヤーに賭けてタイとなっても賭け金は戻ってくる。
バカラには「引き分け(タイ)はハズレ扱いにならない」というルールがあるため、実際の賭けに使うのはバンカーとプレイヤーの2択であることがほとんどです。
また統計的にはバンカーの勝率が高いですが、個人が数時間遊ぶくらいでは勝率の高さを実感することはありません。
最初から深く考え過ぎても当たらないので、気軽に勘で遊んでみてください!