カードカウンティングとは「既に使われたカードを記録することで、デッキに残っているカードを把握してゲームを有利に進める攻略法」のことです。
デッキを使うゲームでのみ使用できる攻略法であり、主にブラックジャック・バカラ・ポーカーで使われています。
カードを記録していかなければいけないので難易度は高いですが、成功させると勝率を一気に上げることができる点が魅力です。
真っ当な攻略法ですが、強すぎるため使用を禁止しているランドカジノも多くあります。
ここではカードカウンティングの仕組みや使い方など概要について解説しています。また各ゲーム毎のカードカウンティングについては以下の記事で解説しているので参考にしてください。
【基礎】カードカウンティングの使い方
カードカウンティングでは「プレイヤー有利となるカードをプラス」「プレイヤー不利となるカードをマイナス」「どちらとも言えないカードを0」としてグループに分けて集計していきます。
「カードを1枚ずつカウントするなんて不可能!」ということでグループに分ける方法が使われています。
カードカウンティングはシューに入っているカードが交換されたタイミングで開始します。
賭けを始めるタイミングは「点数が〇点を超えたら開始する」というようにカウンティング方法によって決められており、それまでは適当に遊んでも良いですし、賭けずにカウンティングだけを続けても構いません。
カウンティング方法によって「グループの分け方」「点数の付け方」「賭けを始める点数」が異なるので、ゲームで使う前に確認しておきましょう。
カウンティングはライブゲームでしか使えない!
カジノゲームは「ビデオゲーム」と「ライブゲーム」に分けられますが、カードカウンティングはライブゲームでしか使えないので注意してください。
ビデオゲーム形式のブラックジャック・バカラ・ポーカーではデッキ枚数が無限となっているため、デッキを交換するという概念すらありません。
カウンティングの練習としてビデオ形式のブラックジャック等で遊ぶのは良いですが、資金を増やすことが目的なら必ずライブゲームで遊びましょう。
カウンティングの強み|成功すれば収支で負けない
カードカウンティングには3つの強みがありますが、特に成功すれば収支で負けないという点は最大の特徴でしょう。
カードカウンティングを成功させると、基本的に勝率は50%を超えます。そのため、一時的に負けることはあっても、長期的に賭け続ければ収支で負けることはありません。
またベッティングシステムとも相性が良く、例えばパーレー法など連勝時に利益を増やす方法はオススメです。
オンラインカジノであればメモを取ることができるので、メモが禁止されているランドカジノよりも難易度が低いという点もメリットでしょう。
カウンティングの弱点|ゲームを純粋に楽しめない
カードカウンティングのデメリットはカード集計が忙しいためカジノを楽しむことができないという点です。
カードカウンティングでは自分の手札に加えて、ディーラーや他の参加者のカードも集計しなければいけないため、ゲーム中は非常に忙しいです。
またビデオゲームと違ってライブゲームは淡々と賭けが進んでいくため、賭けが終わって次の賭けが始まる前に「カード集計 → 計算 → 賭け判断」を行う必要があります。
そのため、純粋にカジノゲームを楽しみたいと考えている方には向いていない攻略法です。
カードカウンティングと相性の良いカジノゲーム3選
カードカウンティングと相性の良いカジノゲームは「ブラックジャック」「バカラ」「ポーカー」の3種類です。
特にブラックジャックとの相性は抜群に良いので、カードカウンティング初心者はまずブラックジャックで使用して見ることをオススメします。
1.ブラックジャック
カードカウンティングと言えばブラックジャックであり、難易度や精度によって非常に多数のカウンティング手法が存在します。
例えば、初心者向けの「ハイローシステム」は集計が簡単ですが、精度は大まかなゲームの流れを読む程度しかありません。
一方で玄人向けの「ゼン」は集計が難しい分、非常に信頼度の高いカウンティング手法と言えます。
過去にはラスベガスのカジノをブラックジャックのカードカウンティングを使って攻略する事件があり、実話をもとにした映画にもなっています。
それほどブラックジャックでカードカウンティングを使えばプレイヤーが勝てるようになるということです。
2.バカラ
バカラでもカードカウンティングを使うことで勝率を高めることが可能です。
理由は「バカラは配られた時点で自分の手札が決まっている」という点であり、ブラックジャックでは手札を追加するかどうかをプレイヤーが選ぶことができます。
したがってバカラのカードカウンティングはブラックジャックで使用した時ほど有効ではありません。
3.ポーカー
ポーカーの中でもライブゲームで行われるテキサスホールデムで有効です。
ただし、ポーカーでは数字だけでなくマークも重要であるため、ブラックジャックやバカラで使うようなグループ分けのカードカウンティングは有効ではありません。
また手札によってカードの有利不利が変わるため、状況に応じて判断する能力も必要です。
テキサスホールデムを遊びつくした人が挑戦する方法なので、初心者はやめておきましょう。
まとめ
ここまでカードカウンティングの仕組みについて解説しました。
決められた勝率の中で資金を調整することで利益を出そうとするベッティングシステムとは異なり、カードカウンティングはゲームの勝率を上げることが可能です。
カードカウンティングとベッティングシステムを組み合わせて使うことができれば、カジノで継続的に稼いでいくことも夢では無いので、ぜひ挑戦してみてください。