- バカラにおけるカードの数え方
- バカラの勝ち負けの判断基準
- バカラの勝敗の具体例
今回はバカラにおけるカードの数え方と勝敗の基準を解説していきます。
バカラ・ブラックジャック・ポーカーではトランプを使って勝負を行いますが、ゲームによってトランプの強さに違いがあるため注意が必要です。
ここではトランプの数え方を説明すると共に、具体例を使いながら勝ち負けの判断基準を説明していきます。
バカラのカードの数え方
バカラのトランプの数え方には決まりがあり、A~10まではトランプに書かれた数字の通りですが、J・Q・Kは全て10として扱います。
ブラックジャックと同じような数え方ですが、A(エース)の扱いだけが異なるので、混同しないよう気を付けておきましょう。
トランプを使ったカジノゲームではA(エース)を最強のカードとして扱うものが多いですが、バカラでは”ただの数字の1″として扱います。
カードの数え方が分かったところで、具体例を見ながら勝ち負けの判断基準を説明していきます。
バカラにおける勝ち負けの判断基準
バカラは「バンカーとプレイヤーに2枚ずつ(最大で3枚まで)のカードを配り、合計値の下一桁が9(最大値)に近い方が勝ち」というルールです。
特に注意すべき点は「下一桁を比べる」という点であり、一般的に12と8を比べると12の方が数字として大きいですが、バカラにおいては8の方が大きい数字となります。
ケース①|プレイヤーが勝利の場合
まずプレイヤーが勝った場合から見ていきます。
- プレイヤーに配られたカードは2と6なので合計数は「8」となる。
- バンカーに配られたカードはJと2なので合計数は「2」となる(1桁目のみ)。
- 「プレイヤーは8」「バンカーは2」なのでプレイヤーの勝利!
ちなみにバカラにおいて8と9はナチュラルと呼ばれており、ナチュラルが出ると3枚目を引かずにその時点で勝負が決まります。
ケース②|バンカーが勝利する場合
次にバンカーが勝った場合を見てみましょう。
- プレイヤーに配られたカードはAとKと10なので合計数は「1」となる(1桁目のみ)。
- バンカーに配られたカードは6と7とQなので合計数は「3」となる(1桁目のみ)。
- 「プレイヤーは1」「バンカーは3」なのでバンカーの勝利!
3枚目を配る条件については後ほど解説しているので、この時点では”点数が低いと3枚目が配られる”程度に考えておいてください。
ケース③|引き分け(タイ)の場合
最後に両者とも同値で引き分け(タイ)となった場合です。
- プレイヤーに配られたカードは8と10なので合計数は「8」となる。
- バンカーに配られたカードは3と5なので合計数は「8」となる。
- 「プレイヤーは8」「バンカーは8」なので引き分け(タイ)!
プレイヤーとバンカーの数値が同値になった場合は引き分けとなります。上記のケースでは両者ともナチュラルとなっているので3枚目は配られずにゲーム終了です。
まとめ
ここまでバカラのカードの数え方と勝ち負けの判断基準について説明しました。
- バカラではトランプを「A~10までは数字通り、J~Kまでは全て10」として扱う。
- バカラは配られたカードの合計の下一桁が9に近い方の勝ち。
- バカラにおいて合計値が8または9になることをナチュラルと呼ぶ。
実際にバカラをプレイする際は、勝敗の判断はディーラーが行うため、自分で勝敗を判断する必要はありません。
ただし、バカラで罫線を使った攻略法やベッティングシステムを使う際は理解しておいた方が良いので、バカラに慣れてきた方は勝敗の条件も覚えておきましょう。