出金方法について解説：Payz(ペイズ)

旧サービス名「ecoPayz(エコペイズ)」は2023年5月10日にブランド名がPayz(ペイズ)に変更されました。

Payz(ペイズ)から国内の銀行口座への出金方法、そしてオンラインカジノからPayzへ出金する方法を紹介します。

Payz(ペイズ)からの出金方法一覧

まず前提の話となるのですが、Payz(ペイズ)は「資金を送金」する大項目を以下3種用意しています。

それぞれの意味は以下の通りです。

個人	他社のPayzアカウント所へ送金
アカウント間	自分のPayzアカウント間で送金
銀行口座	自分の日本国内銀行口座へ送金

「個人」「アカウント間」は自分・もしくは他者のPayzアカウントに送金するための機能であり、いわゆる出金は「銀行口座」を選択することになります。

よってPayzからの出金は自身の銀行口座に対して行う一択になるわけですね、他の電子決済サービスや仮想通貨での出金はできません。

そして、「銀行出金」についても以下の3種類用意されており、状況にあわせて選ぶことが可能。

各銀行出金方法の特徴をまず表でご覧ください。

	高速現地送金	銀行送金 (旧ローカル送金)	エクスプレスローカル送金
出金速度	1～3日程度	3～5日程度	1～3日程度
手数料	出金額の1% (最低15€)	出金額の1% (最低15€)	出金額の6% (最低15€) +銀行手数料
最低出金額	300€ (約4万7千円程度)	5€ (約800円程度)	300€ (約4万7千円程度)
最高出金額	15,000€ (約230万円程度)	8,000€ (約120万円程度)	7,000€ (約108万円程度)

基本的には、出金速度が速い代わりに最低出金額が高い「高速現地送金」、出金速度が遅い代わりに少額からでも出金できる「銀行送金(旧ローカル送金)」の二択から選択することになります。

ちなみに高速現地送金は公式上1～3日程度と記載していますが、当日～翌日に着金する場合がほとんどです。余裕をもった表記をしているのでしょう。

またエクスプレスローカル送金とは2022年11月に新規追加された銀行出金方法で、出金速度は高速現地送金とほぼ変わらないのですが、出金手数料が高い・最低出金額が高いことに加えて、他の銀行送金では引かれない「銀行手数料」が追加で引かれてしまうため、基本的に利用することはないでしょう。

出金にはKYC(本人確認書類の提出)が必要

Payz(ペイズ)から出金申請をするには、本人確認書類の提出が必須です。

本当に出金申請をしているのがPayzアカウント持ち主本人であるかや、事前に登録していた内容に誤りがないかの確認が行われます。

当サイトではPayzに関して「基本概要」「登録方法」などあわせて解説しており、それらの記事でもKYCについては言及しています。

そのため順番にご覧いただいている方は既に対応が完了されているかと思いますが、簡単にKYC手続きの流れを再度解説しますね。

まず基本の考えとして、Payzには「アカウントレベル」というものが存在しており、登録した段階では「クラシック」に該当し、出金は一段階上の「シルバーレベル」で解放されます。

本人確認書類をPayz(ペイズ)に提出し認証を受けることでアップグレードが可能なので、出金もできるようになる流れです！

では実際にアップグレードの操作を解説します。

まずはマイアカウント内に表示される「無料でアップグレード」を押してください。

次の画面で「身元を確認」を押します。

さて、ここからが本番です。

以下の書類・写真を全4点用意して提出していきましょう。

各必要書類の詳細は以下、各1点ずつ選んで撮影もしくはスキャンしてください。

身分の証明書類	運転免許証、マイナンバーカード、パスポート
住所の証明書類	三か月以内に発行された公共料金の請求書・明細書、住民票、など住所が記載された書類
自撮り写真	提出日の当日に撮影された自撮りであり、本人のみが写っている状態で、顔がしっかり確認できる画像
身分証明書写真(セルフィ―)	セルフィ―とは自撮り写真の一種で、顔写真付きの身分証明書を手に持った状態で顔もしっかり写った写真のこと。さらにPayz(ペイズ)の場合は、日付＆「for Payz」と書かれた紙も写っている必要があります。

書類を提出後、Payz(ペイズ)から認証されればアップグレードは完了です。

ではここからは改めて3種の銀行出金について、出金する操作や細かい内容について触れていきましょう。

高速現地送金

高速現地送金は、基本的に手続きした翌日には銀行口座に着金しするほか手数料も安いので、Payzで最もメジャーな出金方法になります。

ただし最低出金額が300€(約4万7千円程度)と少々高めのため、それよりも少額を出金したい場合や、特に着金スピードに拘らない際には銀行送金(旧ローカル出金)を利用するなど使い分けると良いでしょう。

高速現地送金の操作方法

まずメニューから以下の順で操作をします。

「資金を送金」→「銀行口座」→「金額を入力」→「高速現地送金」→「銀行口座を追加」

上記流れのもと、実際にお金を引き出す口座情報を登録するわけですが、登録する銀行口座の名義はPayzに登録した名義が自動で反映します。イコール、本人名義の銀行口座にしか出金できません。

次に実際の銀行口座情報を入力しますが、入力は日本語で行います。（名前はカタカナ）

UFJやSBIなど英数字が含まれる場合は英数字のままで入力するのですが、その際は全角で必ず入力してください。

入力が終わったら「アカウントを追加」→「確定」→「資金の引き出しに移動」でまず銀行口座の登録作業は完了。

ここまでくると後の操作は簡単です。

「資金を送金」→「銀行口座」→「金額を入力」→「高速現地送金」→「登録した自身の口座を選択」、この流れで出金操作は完了。着金を待ちましょう。

銀行送金(旧ローカル出金)

銀行送金(旧ローカル出金)は、手数料面では高速現地送金と同じ条件です。

着金速度が遅くなる代わりに、最低出金額も低く設定されているため、少額を出金したい場合に使う出金方法と覚えておくと良いでしょう。

もう一点銀行送金の特徴としては、決済代行会社の都合なのか、国際送金のように銀行情報の入力を英数字(ローマ字)で行う必要がある点と、出金銀行の「SWIFTコード」を入力する必要がある点です。

それも踏まえて出金の操作方法を解説します。

銀行送金(旧ローカル出金)の操作方法

まずメニューから以下の順で操作をします。

「資金を送金」→「銀行口座」→「金額を入力」→「銀行送金」→「銀行口座を追加」

上記の操作を進めると以下の画面が表示されるので、必要情報を入力していきます。

①送金タイプ	「国際/ローカル出金」を選択
②銀行所在国	日本
③受取人名	口座名義人(ローマ字)
④銀行口座番号	7桁の数字で入力
⑤銀行名	英語表記で入力
⑥銀行の住所	英語表記で入力
⑦支店名	英語表記で入力
⑧SWIFTコード	銀行別に割り振られたSWIFTコードを入力
⑨口座の種類	普通預金を選択　※当座は出金不可
⑩銀行コード	出金する銀行コードを入力
⑪支店コード	3桁の支店コードを入力

銀行コード・SWIFTコード・銀行の住所などは普段馴染みがない方も多いと思いますが、「銀行名+国際送金　住所」「銀行名+SWIFTコード」「銀行名+銀行コード」など調べれば、銀行公式もしくは情報ぺ―ジがヒットしますので、慌てずに調べてみて下さいね。

入力が終わったら「アカウントを追加」→「確定」→「資金の引き出しに移動」でまず銀行口座の登録作業は完了。

ここまでくると後の操作は簡単です。

「資金を送金」→「銀行口座」→「金額を入力」→「銀行送金」→「登録した自身の口座を選択」、この流れで出金操作は完了。着金を待ちましょう。

エクスプレスローカル送金

エクスプレスローカル送金は着金スピードこそ高速現地出金と同等とされていますが、出金手数料が高く、かつPayz側の手数料に加え銀行にも手数料を取られてしまいます。

ここまで説明した2つの銀行出金と出金方法は同じですので、参考にしていただけると特に問題なく操作いただけると思いますが、融通が利きにくいためオススメはしません。

出金申請後のキャンセル方法

出金申請後でも、Payz側で出金処理が行われるまでの間であればキャンセルする事も可能です。

出金する金額を間違えた場合や、異なる方法で出金したい場合などは以下の手順でキャンセルを行ってください。

トップページの「Primary account」の「トランザクション」を選択。

出金申請中の情報が表示されますので、出金情報が「新しい」と表示されているものは削除(ゴミ箱のボタン)からキャンセルが可能です。

オンラインカジノからPayzへの出金方法

さて、ここまでPayz(ペイズ)から自身の銀行口座への出金方法を解説してきましたが、そもそもオンラインカジノからPayzへの出金はどのように行うのかを紹介します。

もちろんオンラインカジノによって表記や名称の違いなどはありますが、操作手順は以下で共通しています。

後は自身のPayzアカウントに反映するのを待つのみ、簡単ですね。