- ブラックジャックにおけるグッドマン法の使い方
- グッドマン法の資金管理シミュレーション
- ブラックジャックでグッドマン法を使用する注意点
今回はグッドマン法を使ってブラックジャックを攻略する方法を解説しています。
グッドマン法とは連勝時に利益を伸ばすベッティングシステムであり、連勝を狙いやすい(=勝率が50%に近い)ゲームや賭け方で使用されます。
ブラックジャックはプレイヤーが戦略的に立ち回れば勝率50%以上も実現可能なので、連勝時に効果を発揮するグッドマン法との相性もピッタリです。
ここではブラックジャックにおけるグッドマン法の使い方と実際に使用した時の損益シミュレーションを紹介しているので、ベッティングシステムを使用して攻略したい人は参考にしてください。
【基礎知識】グッドマン法とは?
グッドマン法とは連勝する度に賭け金を1ドル→2ドル→3ドル→5ドルと増やしていく方法です。4連勝以降は5ドルを継続してベットし、連勝が止まれば再び1ドルからスタートさせます。
連勝時に賭け金が増えていくベッティングシステムなので、勝率50%で勝ちと負けが交互に出ると稼げませんが、定期的に連勝が出るようなら少しずつ利益が出ます。
ブラックジャックではカウンティングやベーシックストラテジーを活用することで、勝率を高めることが出来るので有効な方法と言えるでしょう。
ブラックジャックにおけるグッドマン法の使い方
ブラックジャックの賭け方は1種類(自分が勝つかどうか)なので迷うことはありませんが、連勝時にどれくらいの利益が出るかは確認しておきましょう。
連勝時の利益は連勝後の負けも含めて考える必要があり、連勝数に応じた利益は以下の通りです。
連勝数 | 内訳 | 利益 |
---|---|---|
2連勝 | 1+2-3 | 0ドル |
3連勝 | 1+2+3-5 | 1ドル |
4連勝 | 1+2+3+5-5 | 6ドル |
5連勝 | 1+2+3+5+5-5 | 11ドル |
6連勝 | 1+2+3+5+5+5-5 | 16ドル |
7連勝 | 1+2+3+5+5+5+5-5 | 21ドル |
表から分かるように2連勝では利益は出ないため、勝率50%を前提に考えると「勝ち負けを交互に繰り返しつつ、たまに2連勝する」という状態では利益も損失もでません。
単体で考えるとプレイヤーは最低でも3連勝を狙う必要があり、爆益を狙うのであれば細かい連勝は必要なく、どこかで4連勝以上が出来ればOKです。
損益シミュレーションを確認
ブラックジャックを10回プレイした時の勝率と連勝数をみてみましょう。なお連勝は10回プレイする中で最初に連勝して、後は勝率に応じて勝ち負けを繰り返すとします。
勝率30% | 勝率40% | 勝率50% | 勝率60% | |
---|---|---|---|---|
2連勝 | -5ドル | -3ドル | -1ドル | +1ドル |
3連勝 | -7ドル | -3ドル | -1ドル | +1ドル |
4連勝 | – | +1ドル | +3ドル | +5ドル |
5連勝 | – | – | +7ドル | +9ドル |
6連勝 | – | – | – | +13ドル |
いずれの勝率においても目標は4連勝ということになります。勝率60%なら連勝に関係なくプラスになるので問題ありません。
中途半端に2連勝や3連勝を続けてしまうとマイナスになるので、その場合は別のベッティングシステムに切り替えるなどの判断もしていきましょう。
グッドマン法を使用する際の注意点
グッドマン法を使用する上で注意すべきなのはアクションの使い方です。
ヒットやスタンドはベーシックストラテジーを参考に使用していくべきであり、勝率を50%に近付けるためにはプレイヤーが最適解を選択する必要があるので、感覚で賭けていても勝は上がりません。
他のアクションについては「ダブルダウンは3枚目の勝率が高い初期値が11の時のみ」「インシュランスは基本的に使わない」「スプリットは自由にOK」としておきましょう。
ヒットとスタンド以外のアクションはあくまでも個人的な意見です。ダブルダウンやインシュランスは失敗するとグッドマン法で稼いだ利益を帳消しにしてしまうので使い方には注意する必要があります。
初めてグッドマン法を使用してブラックジャックで遊ぶ人はベーシックストラテジーに従って、まずはヒットとスタンドだけで遊んでみてください。
まとめ
ここまでブラックジャックでグッドマン法を使用する方法について解説しました。
ブラックジャックはカジノゲームの中でも勝率が高いゲームなので、連勝系のベッティングシステムとは相性が良く、スパニッシュ21やダブルエクスポージャーブラックジャックでも使用できます。
状況に応じて的確なアクションを選択できるようになれば稼げる金額も増えるので、自分なりに最適解を考えながらプレイしてみてください。