- ブラックジャックにおけるカードの数え方
- ブラックジャックの勝ち負けの判断基準
- ブラックジャックの勝敗の具体例
今回はブラックジャックにおけるカードの数え方と勝敗の基準を解説していきます。
バカラ・ブラックジャック・ポーカーはトランプを使って勝負を行いますが、それぞれトランプの数え方や強さに違いがあるため、注意が必要です。
ここでは具体例を使いながら、ブラックジャックにおけるカードの数え方と勝ち負けの判断基準を説明していきます。
ブラックジャックのカードの数え方
ブラックジャックのトランプの数え方には決まりがあり、2~10まではトランプに書かれた数字の通りですが、「J・Q・Kは全て10」「Aは1また11のどちらか」として扱います。
Aは自分の手札に取って都合の良いように扱うことができます。また一度決めたら変更できないということは無いので、追加した手札に応じて変更することも可能です。
ブラックジャックではAが最強のカードとされています!
次にブラックジャックで勝ち・負け・引き分けとなるパターンを見ていきます。
ブラックジャックにおける勝ち負けの判断基準
ブラックジャックは「プレイヤーとディーラーに2枚ずつカードを配り、ルールに従ってカードを追加しながら、最終的に合計値が21に近い方の勝ち」というルールです。
ブラックジャックではプレイヤーはカードを任意で追加できるため、自分の行動が勝敗に影響を与えるという特徴があります。
ケース①|プレイヤーが勝利した場合
- プレイヤーは初期手札が2と8、追加手札が10なので合計は20となる。
- ディーラーは初期手札が3と6、追加手札がQなので合計は19となる。
- 「プレイヤーは20」「ディーラーは19」なのでプレイヤーの勝利!
プレイヤーは4枚目のカードを引くことも出来ますが、この場合はAを引かなければバーストとなってしまうため、このケースでは確率的に引かない方が無難でしょう。
ディーラーは追加手札でQを引いたことで合計が17以上に達したのでカードの追加は終了です。
ケース②|ディーラーが勝利した場合
- プレイヤーは初期手札が9とJ、手札は追加せずに合計は19となる。
- ディーラーは初期手札がAと10、初期手札の時点で合計は21となる。
- 「プレイヤーは19」「ディーラーは21」なのでディーラーの勝利!
初期手札の合計が21になることを「ブラックジャック」と呼びます。プレイヤーもしくはディーラーの初期手札がブラックジャックとなると、カードの追加をせずにその時点でブラックジャックを出した方の勝ちです。
ただしプレイヤーがカードの追加で21となった場合はブラックジャックとは呼ばず、この場合はディーラーもカードを追加していきます。
ケース③|引き分けの場合
- プレイヤーは初期手札が3と7、追加手札が9なので合計は19となる。
- ディーラーは初期手札がKと9、追加は出来ないので合計は19となる。
- 「プレイヤーは19」「ディーラーは19」なので引き分け!
仮にディーラーが追加のカードを引けば勝てるかもしれませんが、ディーラーは合計が17を超えるまでしかカードを追加することができないため引き分けとなります。
まとめ
ここまでブラックジャックのカードの数え方と勝ち負けの判断基準について説明しました。
- ブラックジャックでは「2~10は数字通り、J~Kは10、Aは1or11」として扱う。
- ブラックジャックは配られたカードの合計が21に近い方の勝ち。
- 最初に配られる2枚の手札の合計が21になることをブラックジャックと呼ぶ。
ブラックジャックでは自分の点数を計算しながらカードを追加していく必要があるため、カードの数え方は必ず覚えておきましょう。